今回は表札を制作しました。
まずはお客様に木材を何通りか提案し、選んで頂きました。
今回選ばれたのは黒檀(コクタン)です。
黒檀はその昔、唐より運ばれてきたため「唐木」とも呼ばれます。
生産地はインドやスリランカなどの熱帯地方です。
木色は黒褐色で美しく、比重も大きいため重厚感があります。
弦楽器や家具などにも多く使われております。
この木材から12cm幅で切り出しました。
それから字のデザインを決めて頂きました。(神林金哉 会長 書)
何例か提出した中、今回は隷書体のような「2」が採用されました。
そして切り出した木材をやすり、屋外向け保護塗料を塗り、
彫っていきます。
文字の部分の角をやすり、丸みを出していきます。
ここをいかになめらかにできるかで、最後の文字の艶具合が変わってきます。
そして何層も塗料を重ね、艶を出していきます。
今回は木の表面もクリア加工を施しました。
大きさ:290×120×20(mm)
材質:黒檀
書デザイン:神林金哉
彫り:浅いかまぼこ彫り
世界に一つだけの表札の完成です!!
お客様にも大変喜んで頂きました。
完成した時の喜びはもちろんですが、そのお声を聞くと
喜びが2倍になり、心の芯から本当に制作して良かったぁと思います。
「工藤家」様のご健康と繁栄をお祈り申し上げます。
当社では文字デザインから木の選定、制作まで一貫して行っております。
世界に一つだけのオリジナルな表札を作りたい方は
是非!「木と字の神林」にお声がけ下さい。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。