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欅 木製看板 令和門 5

今回のプロジェクトでは、欅を使用した「令和門」の看板を製作いたしました。この記事を通じて、木製看板の制作から取付までの詳細な工程と、その技術的な側面を深く掘り下げていきます。

東京都町田市の木と字の神林による木製看板(扁額)の制作と取付の全工程

木製看板(扁額)制作

扁額(へんがく)とは、建物の内外や門・鳥居などの高い位置に掲出される額(がく)、看板です。

制作模様をご紹介いたします。

木製看板-彫刻1

彫り跡の陰影がいい感じです。

木製看板-彫刻2深く彫るので木くずが沢山出ます。カスレがたくさんある文字なので、細部まで念を込めて彫り込みます。

木製看板-彫刻-制作

磨いて滑らかにします。

木製看板-彫刻-制作-1

下地を整え、彩色を繰り返します。

欅 木製看板 令和門 1

サイズ:W1170×H470×60(mm)

樹種:ケヤキ

表現:かまぼこ彫り、薬研彫り

今回の文字はパワーの詰まった独特な文字で、カスレ等が多く忠実に再現するよう努めました。色の指定もあり、調色を慎重に行いました。

木製看板-彫刻3

木製看板(扁額)  取付

看板の取付にも立ち会いました。

欅 木製看板 取付 令和門 4

少し小雨が降っていましたが、続行しました。

欅 木製看板 取付 令和門 3

その場で合わせて金具を取付します。安全性を第一に、でも外から見て、金具が目立ちにくいようにする設計に苦労しました。

中心出しが大事な作業です。

欅 木製看板 取付 令和門 2

無事取付が完了しました。

この後の竣工祭も終え、ほっとしました。

 

いつも大切なお仕事に携わらせて頂き、誠に感謝申しあげます。

 

木製看板の制作・修復・筆文字デザイン、木の看板(木彫りの看板)のご用命は木と字の神林まで。

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