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こんにちは!

今日は木の看板の彫り作業をご説明します。

彫刻刀や、ノミ等を用いて彫っていきます。

うろこ彫りなど、わざと彫り跡を楽しむ際はノミで彫ります。周りを彫って字の部分を浮き立たせる手法です。ルーターやレーザー加工にはできない、人間の手による味が出たり、木の自然美が生きる彫り方です。

細い字は彫刻刀を用いたV字彫り(断面から見るとV字のため)が適していて、文字の切れが良く見栄えします。

太い字は字の淵を彫って文字を浮き立たせるかまぼこ彫り(断面から見てかまぼこに見える)が適しています。どしっとして堂々とした、仕上がりになります。

この際、当社で大事にしているのが、彫りの深さです。太い字、墨がたくさんのった部分、強調したい部分は深く、細い勢いのある線を表現したい時は浅くしたり。強弱、彫りの深さを変える事で、より字が生きたものとなります。またこの時に細かいカスレの部分も彫ります。

次回は地道な修行作業、ヤスリがけを紹介します♪

 

筆文字デザイン、木の看板(木彫りの看板)のご用命は木と字の神林まで、お気軽にご連絡下さい。
TEL: 042-796-4782
〒194-0001 東京都町田市つくし野1丁目28−8

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